このページでは、テレビ金沢の番組審議会の模様をお知らせしています。
審議会は、番組の質の向上などを図るために、放送法で設置が決められているものです。
第287回 番組審議会
- ●開催日時
- 令和元年10月24日(木) 午後3時30分~4時30分
- ●場 所
- テレビ金沢 会議室
- ●議 題
- 『いしかわ大百科 近代産業のいしずえ~
石川県銭屋五兵衛記念館・石川県金沢港大野からくり記念館~』
令和元年9月1日(日) 午前7時00分~7時30分 放送
●意 見(要旨)
○30分の中で二つの施設を同時に紹介するというのは難しいが、煩雑さを感じさせない構成になっていたと思う。
○銭屋五兵衛と大野弁吉、ともに魅力的な人物であり、二人を30分番組で半分ずつにしたのはもったいない気もした。
○金沢駅の鼓門が、からくり記念館の建物を参考にしているとの紹介があり、勉強になった。
○からくり人形が動くのを映すだけではなく、そのメカニズムにも迫ってほしかった。
○銭屋五兵衛に関して、教育面での徹底や基本を守る姿勢などに感銘を受けた。彼がいなければ、今の石川の産業などは随分違っていたのではないか。
○才能豊かな二人が、海運業や科学技術産業の発展に先駆をなす姿を想像すると、江戸時代の金沢の庶民は想像するよりパワフルだったのではないかと感じた。
○ビジネスや技術の革新者がその時代に切り開いたものを通じて、その意識を理解し、生き方へのメッセージを受け止める機会となった。
○記念館を造って、みんなに見てもらう実績のある方、それに値する方だということを改めて感じた。
【出席者】
根本 博、石川 憲一、能木場 由紀子、横山 朱門、山口 正雄、直江 学美、髙島 茂樹[書面]、永井 由佳里[書面](以上審議委員、順不同)
黒河内 豊、築田 和夫、大久保 正晴、藤川 和彦、辻 雅由、蔵 宏太朗、中 武守、小西 金宗
(以上テレビ金沢)