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白山キッズマイスター育成事業

2010年度

白山キッズマイスター育成事業

9月29日(水)16:52〜 テレ金ちゃん内(18時台)
『初秋の中宮・大自然と恵み』

写真
白山ろくの美しい清流・蛇谷
写真
渓流に生きるゴリ(カジカ)を探せ!

白山登山を終えたキッズマイスターの子どもたち。
今回は一般の方も参加して、中宮エリアの自然を体感します。

◎清流に棲む生きものたち
子どもたちがやってきたのはスーパー林道側の蛇谷川
第2回のチャレンジ教室で沢登りに挑んだ川です。
ここは雨などで川が増水したり濁っても、比較的早く落ち着きます。
そんな清らかな流れには、いろんな生きものが棲んでいます。

子どもたちは間口が直径10センチほどの小さな網と箱メガネを使って、
ある生きものを探しました。変装の名人・ゴリ(カジカ)です。

普段は川底の石に合わせて、体を茶色や灰色と変身させ、
岩陰でじっとしているのですが、バシャバシャと川を歩き回ると
ひょっこり姿を現します。

網を上からかぶせて少し動かすと、ピョンと跳ねるように網にかかります。
これが何とも言えず楽しい!
子どもたちも『ブルルルルッとした』と、満面の笑みを浮かべます。

また活動中にはこんなサプライズも!
なんと、キッズの1人が天然のイワナを捕まえたのです!
渓流の王様とも呼ばれる天然イワナの登場に、
かつ先生をはじめ、周りの大人たちも大興奮でした。

蛇谷川周辺では、このほかリニューアルした蛇谷自然遊歩道を散策。
復元された出作り小屋で山の歴史を学び、
クマが食事するときに出来る「クマダナ」を発見して、
自然の営みを感じることができました。

◎中宮の魅力に触れる
午前の活動を終えて、中宮地区の集落へ。
研修施設の中宮セミナーハウスでは、地元の人たちの手づくりによる、
料理が振る舞われました。

堅とうふの刺身、油揚げ、ナメコ汁、イワナの甘露煮…
地元・中宮で採れるものや、中宮て作ったものばかり。
山ろくならではの伝統の味です。

活動でお腹を空かせた子どもたちも、おいしそうにほおばります。
飽食の時代、こういった素朴な味わいこそが実はゼイタクなんだと
あらためて実感させられますね。
(撮影班もしっかりと頂きました。おいしかったです♪)

食後にはいろんな種類のドングリを使った、ドングリ・コーヒーが登場。
子どもたちにはちょっと苦かったかも知れませんが、
癖もなく、香ばしい香りに包まれた1杯は、また格別でした。

活動のクライマックスは旅をする蝶、アサギマダラのお話。
「ラララ白山」で、白山から日本の最西端・沖縄県の与那国島まで
旅をしたというエピソードを交え、
かつ先生チョウおじさんこと中村明男さんが、
その生態や生きものの不思議を楽しく解説してくれました。

この後、かつ先生が作詞した「アサギマダラの歌」が披露され、
子どもたちがアサギマダラにマーキングをして、空へと放しました。
さて、再捕獲の知らせは来るのでしょうか?

ちなみに「アサギマダラの歌」を歌っている最中、
そのメロディに誘われて(?)
アサギマダラが飛んでくるというサプライズが!
仕込み一切ナシのハプニングに参加した子どもたちも大人も、
大自然の感動を持ち帰ることができた1日でした。


◆講師(敬称略)
 尾張勝也(白山ろく少年自然の家)、中村明男(いしかわ自然学校)、
 水野昭憲(県自然史博物館長)、真野哲三(元白山ろく少年自然の家所長)、
 野口理(松陽小学校)、藤川恭子(白山里)、
 自然保護センター・中宮展示館の皆さん、中宮地区の皆さん

◆チャレンジ教室サポーター
 金沢星稜大学 野外スポーツ部

腰をかがめて…箱メガネで探索
大物は「ババゴリ」と言うそうです
捕まえた時の喜びといったら…
蛇谷の遊歩道が新しくなりました
森の中にはいろんな営みが…
中宮地区の皆さんによる郷土料理
熱唱する野口さんとかつ先生
アサギマダラにマーキング
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ラララ・マークをつけて空へ
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夢は台湾? 元気に飛んでいけ〜

白山キッズマイスター

〜ふるさとの命をつなぐ〜白山キッズマイスター育成事業〜
【出演】かつ先生(白山ろく少年自然の家・尾張勝也)

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