7月29日(日) 7:00〜7:30
シリーズ・いしかわミュージアム散歩⑥
『うみとさかなの科学館・のと海洋ふれあいセンター』
◆◆◆ふるさとの遺伝子を探る30分◆◆◆
日本で初めて世界農業遺産に認定された能登の里山里海。
その独特な地形が豊かな生態系を生み出しています。
そんなふるさとの海を様々な工夫をこらした展示で知ることができるミュージアムが能登町にあります。
輪島の海女漁や定置網など石川の漁業について詳しく知ることができる「うみとさかなの科学館」では、能登町で打ち上げられるミンククジラの骨や髭、鳴き声なども聞くことができ、この土地ならではの展示も魅力の1つ。
「のと海洋ふれあいセンター」の目の前の磯場は全長約600mの遊歩道になっており、 この土地ならではの自然を見つけることが出来ます。
例えば、火山灰が蓄積して出来た真っ白い巨大な岩や波打ち際ですくすくと育つ木々、またプールのような波の立たない浅瀬ではアメフラシや水面に青く輝くワツナギソウなどが生息するなど、不思議な世界が広がっています。
長い間、育まれてきた多様な生き物たちの営み。その恩恵に預かってきた私達にとって、 ふるさとの海は、まだまだ未知の世界のようです…
いしかわ大百科
【OA】日曜 午前7:00~7:30 ≫≫≫「ぶんぶんセブン」「弦哲也の人生夢あり歌もあり」と週替りで放送
【リポーター】平見夕紀