大阪から移住してきた若者

徳田秋声（1871～1943）

大阪から移住してきた若者。魚が苦手だったのに金沢で刺身を食べてビックリ！旨い魚をきっかけに移住を決意、情報冊子の仕事をしています。大阪の友に勧めたい金沢は？…なんと、片町・新天地。　
おでん屋もラーメン店も、バーもカウンター席だけの狭さが、人を近づけて楽しいと語ります。

◆「まいどさんの金沢クイズ、文豪、徳田秋声が小説で描いた金沢の豚汁は？」
①めった汁　②けんちん汁　③さつま汁

「ウフ・・わからな？　何ですかね、そしたら①で」
ジャーン♪「正解」

徳田秋声が書いためった汁について解説は、徳田秋声記念館の薮田学芸員です。

秋声の出世作、明治44年の「黴」の中に自分自身がモデルの主人公と金沢から集まってきた友人たちとで、めった汁をこしらえ食べたと書いています。具材を持ち寄って作ったと書いていますので、色々入っていたのでしょうね。

豚汁を金沢ではめった汁と言う

薮田学芸員の武野さん