橋場のコウヤマキ
橋場のコウヤマキ 金沢市橋場町2-2
幹周2.7メートル 樹高16メートル 樹齢400年以上
このコウヤマキは、藩政時代、加賀藩の武家の広大な屋敷林として植えられていたとされ、大正から昭和にかけて、土地の所有者が替わるなか、「由緒あるコウヤマキ」として大切に保存されてきた。
コウヤマキ(高野槙、高野槇)とはマツ目コウヤマキ科の日本固有種。常緑針葉樹で高木となる。山地に自生。葉は束生し、厚く長い針状で両面に浅い溝がある。雌雄同株。3月ごろ、枝の先に黄褐色で群生する雄花と、単生する雌花がつく。材は建築や家具に用いる。庭園にも植えられるが、高野山に多く生えているのでこの名がある。(現地案内板より)