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石川県内の巨樹・桜「志賀町・大杉神社のスギ」

大杉神社のスギ


大杉神社のスギ (志賀町指定天然記念物) 志賀町大笹23-40-1 大杉神社
 幹周566センチ(5.66メートル) 樹高20メートル 樹齢不明
        (石川県巨樹の会企画・編集「改訂 石川の巨樹・巨樹林ガイド」より)
志賀町大笹は町役場から直線で北に4キロ余りいったところにあり、森と田園に囲まれて住宅は多いとは言えない。大笹へは、役場を出て国道249号を輪島・富来方面に向かい堀松交差点を左折、2.7キロほど北上したところで田んぼの真ん中を突っ切るような右側の町道に入り、1.4キロ進むと左側に大きく曲がる細い道がある。そこから100メートルほど行くと森の中にあるのが大杉神社。
スギは、神社の拝殿の直ぐ裏、本来なら神を祀る本殿があるべき場所に立っている。それは神社の御神体そのものがこのスギということを示す。幹周に対し樹高がやや低いのは、落雷のため頂部を折損したためと見られている。その傷痕を風化させながら森の中で雄々しく立つ姿は「(中略)…大杉神社の神霊を宿る感を人々の心に刻みつけるものがある。」とする現地の案内板の表現が正に合っていると思われる。その一方で、このスギの樹勢回復に向けて治療が施されていることが見受けられ、地域の方々のご努力が感じられる。

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