千手院のスダジイ　穴水町曽良リ106 千手院
　幹周4.6メートル　樹高20メートル　樹齢不明 （環境省巨樹・巨木林データベースより）
穴水町曽良へは、穴水町中心地から国道249号を珠洲方向へ7キロほど行き、七尾北湾に突き出た東部エリアに入ってからは、町道をつなぎがら南東方向に海沿いの曽良に向かうルートが一般的と思われるが、土地勘の無い方は、国道249号の比良の二又路を鹿波方向に右折し、県道34号で海岸線沿いに向かう方が分かりやすいと思われる。千手院は、集会所のある集落の中心から200メートルほど県道34号を南下した山側にある。
このスダジイの樹齢や謂れなどはわからないが、寺に向かう階段の左脇で本堂を守るように立っている。海を見渡せるやや高い位置でもあり、長年に渡って風雨から寺を守り、地域の人々の海の安全を見守って来たのかもしれない。寺には、このスダジイ以外にも、巨樹の定義に該当する樹木がある。