ページ内のクイックリンク
  1. このページの本文へ
  2. サイト全体メニューへ
  3. サイト情報メニューへ
  4. お問い合わせへ
  5. サイトマップへ
HOME  >  イベント  >  つたえよう美しき森  >  石川県内の巨樹・桜「白山市・笥笠中宮神社のトチノキ」

石川県内の巨樹・桜「白山市・笥笠中宮神社のトチノキ」

笥笠中宮神社のトチノキ(七葉樹)


笥笠中宮神社のトチノキ(七葉樹) (白山市指定天然記念物) 白山市中宮ヘ1 笥笠中宮神社
白山市中宮は、旧吉野谷村で手取川の支流、尾添川の右岸一帯だが、その範囲は岐阜県境までと広く、白山白川郷ホワイトロードの石川県側は、一部を除いて中宮地内を走っている。地名の中宮は、白山本宮(白山比咩神社)の中宮の意。かつて加賀国から登拝するルートは中宮を通っていた。ここには中宮三社があり、中世には本宮を凌ぐほどの隆盛を誇ったという。その内の1つ、笥笠中宮神社は、国道360号の荒谷交差点から中宮の集落に入り、白山中宮スキー場(休業中)を正面にすると右手奥、東の端にある。
トチノキは、拝殿を正面に見て左側に立っている。環境省の巨樹巨木林データベースには、幹周5.6メートル 樹高23メートルとある。現地の案内板にある「七葉樹(シチヨウジュ)」は、トチノキの別称。これは葉が7枚程度、輪生状に付くことからの命名と推測される。このトチノキの樹齢は不明だが、もしかするとこの地の栄枯盛衰を見続けてきたのかもしれない。

このページのトップへ