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石川県内の巨樹・桜「白山市・古宮公園のイヌシデ」

古宮公園のイヌシデ


古宮公園のイヌシデ 白山市白山町レ67番地1 古宮公園
 幹周 3.45メートル 樹高 28メートル 樹齢 不明
         (幹周は環境省巨樹・巨木林データベース)
白山町は手取川の右岸沿いで、旧加賀一の宮駅周辺から南へ2.5Kmほど、山沿いは奥獅子吼山の中腹までを範囲とする。駅前からは加賀国一宮の白山比咩神社の表参道がある。旧駅舎裏にある古宮公園は、白山比咩神社が716年(霊亀二年)に水害で流され、そこから火事で遷宮する1480年(文明12年)まで、ここに鎮座したことに因んでこの名前が付けられたそうだ。
イヌシデは、公園の南、白山ろく寄りにある。すぐ側に別に紹介しているケヤキもある。イヌシデは犬四手と書き、カバノキ科クマシデ属の落葉高木。四手(紙垂)とは、しめ縄や玉串などに垂れ下がる、細長く切った紙のことで、果穂を四手に見立てたようだ。犬は、役に立たないもの、あるいは毛の多いものを一般的に指し、イヌシデは燃えにくく薪には適さないため、この名前がつけられたのであろう。近年の雑木林では、主要な樹種になっている。

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