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石川県内の巨樹・桜「白山市・井口のケヤキ」

井口のケヤキ


井口のケヤキ (白山市指定天然記念物) 白山市井口町南
 幹周 806センチ(8.06メートル)  樹高39メートル 
 (石川県巨樹の会企画・編集「改訂 石川の巨樹・巨樹林ガイド」より)
白山市井口(いのくち)町は、国道8号の乾東の交差点から白山麓方向に国道157号を約6キロ行った道路左側の一帯。平安期から鎌倉時代にかけ、加賀武士団の総統だった林一族が、この地域一帯に居館していたそうだ。
その末裔であられる個人宅の中庭にこのケヤキはある。旧鶴来町が設置した現地の案内板によると
「屋敷に古くから植生しているもので樹齢約千年から千二百年(日本樹林保護協会調査)と推定し…」とある。
暴れ川だった手取川の扇状地に、長い歳月にわたって根を張ってきたことは驚きだ。情報によると一時、上から下まで幹に裂け目が入り、割れる心配があったが、幹をタガで締め付けるなどの処置をして現在に至るそうだ。樹勢も良好のようで、地上から7メートルあたりで分岐し、さら上部で枝を四方に広げている。人々の生活圏内にある貴重な巨木なだけに、このまま残ってほしいと願う。

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