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石川県内の巨樹・桜「加賀市・桂清水(山中温泉)のカツラ」

桂清水(山中温泉)のカツラ


桂清水(山中温泉)のカツラ 加賀市山中温泉西桂木町ル 桂地蔵尊

山中温泉西桂木町は国道364号と大聖寺川に挟まれた、山中温泉の出入口に相当する場所にある細長い町で、図書館や消防署などの他、店舗や住宅がある。温泉街の中心、山中温泉総湯からは、県道39号を大聖寺方向に約550メートル進み、富士見町交差点で県道39号がら離れても直進すると約50メートルで西桂木町となる。カツラは、更に約350メートル進むと道路左にある。
加賀市消防署山中分署の裏手の道路沿いに立つのがこのカツラ。幹周8.88メートル、樹高18メートルという記述はあるが、現在の環境省 巨樹・巨木林データベースに、このカツラの記載は見当たらない。何らかの理由で外れたのかもしれない。お世辞にも優れた環境にあるとはいえず、洞があることは見て取れるが、裏に立ち入ることが出来ず、枝などに隠れて全容が分からない。でも葉は多く、青々と茂っている。意外と樹勢はよいのかもしれない。このカツラの巨樹は、温泉場の門番の様に山中温泉を見守り続けてきた。根元の岩から湧き出ている水は桂清水と名付けられ、ちいさな地蔵堂も祀られている。現地の案内板には「樹齢500年の桂の脇から清水が沸き出ています。いつの頃からか地蔵尊がまつられ、昔は山中温泉の玄関口でもあったため、浴客の送迎の風景がみられたものです。」とある。

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