河南菅原神社のケヤキ　加賀市河南町カ20　菅原神社
　幹周5.05メートル　樹高21メートル　樹齢不明　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（環境省 巨樹・巨木林データベースより）
河南町は山代温泉の南西に位置し、大聖寺川右岸にも区域はあるが、町の殆どが左岸にあり、川沿いは農地と住宅で、それ以外は森となっている。温泉の中心、山代温泉古総湯からは、南西の山中温泉方向に約130メートル行って右に曲がり、約270メートル先の桔梗ヶ丘北交差点を左折して、県道11号を約600メートル進む。別所口交差点で県道から外れるが直進し、約220メートル行くと横北町となる。菅原神社は、大聖寺川に掛かる河南大橋を渡るなどして更に約400メートル進み、河南交差点を右折して、国道364号を大聖寺方向に約100メートル行くと、道路右側にある。
この地は国道から大聖寺川に向かって緩やかに下っており、神社は周囲に石を積んで地面の高さを国道と合わせている。そのため、拝殿に向って左奥にあるこのケヤキは、神社周囲の住宅からは一段高い位置となり、神社正面からよりも裏から見た方がこのケヤキは存在感を増す。枝が伸びると支障をきたすのか、大枝は切り落されてしまっているが、樹勢は盛んなようで、青々とした葉をつけている。