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石川県内の巨樹・桜「加賀市・宗寿寺のスダジイ」

宗寿寺のスダジイ


宗寿寺のスダジイ (加賀市指定天然記念物) 加賀市大聖寺神明町3番地8 宗寿寺
 幹周5.75メートル、樹高14.5メートル 樹齢不明(現地案内板より) 
大聖寺神明町は、大聖寺地区(旧大聖寺町)の東南にあり、熊坂川を挟んで石川県九谷焼美術館の西隣りに位置する。この一帯は、大聖寺前田家が、越前との国境の防御を兼ねて、意図的に寺院を集めたとされることから寺や神社が多い。現在は「山ノ下寺院群」と呼ばれ、神明町には4寺院1神社がある。大聖寺駅からは、駅を出て約140メートル先の大聖寺駅前交差点を左に曲がり、約280メートル先右の九谷焼美術館駐車場と熊坂川の間にある道路に入り、橋を渡るなどして約140メートル行った先の丁字路を右折すると、約30メートルで神明町となる。宗寿寺は、その道を約100メートル進んだ左側にある。
宗寿寺は、1673年(延宝元年)に移転してきて、現在は日蓮宗の寺。本堂前の庭園にスダジイの巨木が立っている。主幹に7種類(スギ、ヤマウルシ、ウメモドキ、タブ、ネズミモチ、ハイイヌツゲ、ツタウルシ)の樹木を着生させていて、加賀市は「その実態が珍奇で景観も特異であり、当地方の自然植生を示す貴重な例として、自然保護及び学術上下記の高いものである」として市の天然記念物に指定している。葉の色や形状から何種類かの植物が混じっているようにも見えるが、筆者にはよくわからなかった。現地を訪れて、自らの目で見定めていただきたい。

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