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石川県内の巨樹・桜「加賀市・栢野の大スギ・菅原神社の大スギ」

栢野の大スギ・菅原神社の大スギ


栢野の大スギ (国指定天然記念物) ・菅原神社の大スギ (石川県指定天然記念物)
 
加賀市山中温泉栢野町ト49 栢野菅原神社
栢野の大スギ  :幹周11.05メートル 樹高54メートル 樹齢不明
菅原神社の大スギ:幹周8.03メートル 樹高36メートル 樹齢不明(3本中、最大値のもの)

                          (環境省巨樹・巨木林データベースより)
山中温泉栢野町は、加賀市の南、福井との県境にも近い山間にあり、殆どが森で占められている。温泉街の中心、山中温泉総湯からは、県道39号を約900メートル進むと、国道364号と合流し、そのまま国道を1.2キロほど進むと町に入る。栢野菅原神社は、更に国道364号を約450メートル進んだ先の道路右手。

この神社には4本のスギの巨樹がある。特に参道の右脇にある地上5メートル付近で2幹に分岐したスギが最大で、樹齢2300年と言い伝えられている。「栢野の大スギ」と名付けられているが、1947年(昭和22年)の天皇行幸の際、昭和天皇がご覧になったことから「天覧の大杉」とも称されている。1983年(昭和58年)に石川県内で開催された第34回全国植樹祭で、昭和天皇が蒔かれたスギの種子は、この大杉から採取されたそうだ。境内にあるその他の3本のスギも巨大で、石川県は、この3本をまとめて「菅原神社の大スギ」として、2005年(平成17年)に県天然記念物に指定している。特に参道入口に立つ1本は、幹が分岐せずに上まで伸びて、栢野の大スギに負けない風格がある。樹齢も栢野の大スギとほぼ同じと見られている。

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