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石川県内の巨樹・桜「かほく市・了念寺のスダジイ」

了念寺のスダジイ


了念寺のスダジイ かほく市中沼ル105 了念寺
 幹周4.45メートル 樹高14メートル 樹齢不明
                     (環境省 巨樹・巨木林データベースより)

中沼は、かほく市北部の平野部に位置し、日本海から大海川左岸までの東西2.5キロほどのエリアを町域としており、住宅地の他、農地や雑木林などで形成されている。西端の海沿いには、のと里山海道が走り、それと乗り降りする県立看護大インターチェンジがある。また、ほぼ中央を国道159号が、また東には河北縦断道路の県道59号・227号(一部重複区間)が通っている。かほく市役所からは、市役所を出て高松方面に1.1キロほど進み七窪北交差点を右折、丘陵を越えるなどして2.1キロほど行き、県道59号に合流する。3.3キロほど先の高松病院口交差点からは県道227号との重複区間に入る。更に1.2キロほど進んで長柄町北交差点を超えて約260メートル、ゆるく左にカーブしながら下り始めに小さな交差点があり、そこからが中沼となる。了念寺は、その小さな交差点から斜め左に入っていくと神社の本殿裏となり、了念寺は道路を挟んだ左隣りにある。
このスダジイは境内に並ぶ墓と一緒に立っている。他に樹木は無く、遠目でも気がつく。環境省の巨樹・巨木林データベースでは上記の数値だが、幹周が5メートルを超えているとするデータもあるようだ。墓地にある巨樹というのは決して珍しいものではなく、墓地という場所、環境にあるからこそ、今日まで残せていると言えるのであろう。枝を広げた樹下に何基もの墓があり、巨樹と寄り添いながら永遠の眠りにつかれている。まるでスダジイの法話を聞いておられるように見えたのは筆者だけだろうか。

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