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石川県内の巨樹・桜「野々市市・上林の大シイ(椎)」

上林の大シイ(椎)


上林の大シイ(椎)(野々市市指定天然記念物) 野々市市上林3-71 林郷八幡神社
上林3丁目は、野々市市役所から野々市中央通りを白山ろく方向へ1.8キロほど行き、新庄六丁目交差点を右折すると250メートルほどで到着する。その角にあるのが林郷神社で、大シイは拝殿の右脇にある。
現地の案内板には「上林の大椎 古来より林郷八幡神社の神木として保護されてきた。かつては、胸高周囲六間(10.8m)を測り、全国でも第二位の大きさを誇った。現在、主幹はないが、枝も伸びて往時の姿を想像させてくれる。」とある。また、野々市市の歴史や文化財などについて紹介するHP「野々市デジタル資料館」によると、この大椎にはある民話が残っているそうだ。その言い伝えというのが、「小三郎という神仏を深くうやまう老人が、金沢からの帰りに薄暗いお宮でお参りをしていると、盛装した美女が椎の木の下に現れ、老人の後から付いてきたが、いつのまにか消えた。大椎の神様が美しい女の姿で現れたと噂になり、大椎にも注連飾をかけるようになって、木のまわりには鳥居や榊の垣根も造られた」というもの。神社に祀られている応神天皇の母 神功皇后であることから、椎の巨木と神功皇后の美女伝説が結びついたものと考えられるとしている。この大シイは、樹齢千年ともされており、歴史ロマンを感じずにはいられない。

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