5月28日(日)7:00〜7:30
シリーズ・ふるさとを歩く③
『北前船の里・加賀橋立』
◆◆◆ふるさとの遺伝子を探る30分◆◆◆
海岸線が長い石川県には北前船が寄港する大きな港や北前船主の屋敷が並ぶ船主集落がありました。その船主集落のひとつ加賀市橋立地区は命がけの航海で巨万の富を築いた豪商を何人も生み出し「日本一の富豪村」とまで称されました。
今も舟板を用いた屋敷の壁や石張りの石垣といった当時の街並みを色濃く残していて、平成17年には重要伝統的建造物群保存地区にも選定されています。ことし4月には日本海側の北前船の寄港地や船主集落と連携して日本遺産にも認定され、全国でもまれにみる当時の佇まいを残した街です。
中でも北前船の里資料館は橋立の北前船主・酒谷長兵衛により建てられた屋敷で、見事な梁などの建物のみならず、船絵馬や船箪笥といった北前船に関するさまざまな史料を見ることができます。今回は地元「橋立さわやかガイド」の平井さんの案内で、橋立の街並みの特徴をひもといていきます。
いしかわ大百科
【OA】日曜 午前7:00~7:30 ≫≫≫「ぶんぶんセブン」「弦哲也の人生夢あり歌もあり」と週替りで放送
【リポーター】平見夕紀