5月27日(日) 7:00〜7:30
シリーズ・いしかわミュージアム散歩③
『開拓者たちの軌跡 〜宇宙科学博物館・コスモアイル羽咋〜』
◆◆◆ふるさとの遺伝子を探る30分◆◆◆
「UFOのまち羽咋」のシンボリックな施設として1996年に開館した宇宙科学博物館・コスモアイル羽咋。一見オカルト的な要素が強い施設かと思いきや、実は本物の宇宙船が展示された世界でも珍しい博物館です。
本格的な宇宙開発を始めたアメリカと旧ソビエトは人類未踏の宇宙へ思いを馳せ、互いに研究・開発にしのぎを削っていました。館内にはもう世界に1機しか残っていない実際に月へ飛んだ宇宙船の予備機や、大気圏に再突入して地球に帰還した宇宙船が展示され、なぜこの能登の地にあるのか不思議になるほどです。
なぜ本物の宇宙船にこだわったのでしょうか。開館当時のエピソードも交えながら、コスモアイル羽咋が誕生した秘話や展示された宇宙船などから伝わってくる先人たちの偉業に頭が下がります。
宇宙を開拓したツワモノたちのフロンティア精神を間近で見られるコスモアイル羽咋は、まさに宇宙開発の創世期をうかがい知ることができる貴重な博物館と言えるでしょう。
いしかわ大百科
【OA】日曜 午前7:00~7:30 ≫≫≫「ぶんぶんセブン」「弦哲也の人生夢あり歌もあり」と週替りで放送
【リポーター】平見夕紀