番組審議会

第329回 番組審議会

このページでは、テレビ金沢の番組審議会の模様をお知らせしています。
審議会は、番組の質の向上などを図るために、放送法で設置が決められているものです。


開催日時 当初1月31日(水)開催予定のところ、令和6年能登半島地震で甚大な被害が発生し、影響が広がっていることを考慮し、委員のリポート提出・公開をもって本審議会の代替とする。
議題 『緊急報道 能登半島地震 ~発災1週間 今とこれから~』
令和6年1月7日(日) 午後1:30~2:00放送
意見(要旨) 被災者への生活情報、県内の人などへの情報提供としては、とくに価値あるものだった。地域メディアの強みをいかんなく発揮した番組だったことが分かる。

適切な情報が届くことが、病院、患者双方の混乱を最小限に留めるために必要。災害関連死を防ぐためにも、県内の病院が一致団結して、診療に当たるべき。

スタジオに市川栞アナと塚田誉アナが待機し、時々刻々変化する状況に対応していた。アナウンサーの発言には苦労が多いと推察された。

穴水町の土砂崩れの現場、珠洲市正院町の被災家屋の生々しい様子は、他局と違った角度でのライブ映像だった。

誠意のこもった態度で適切な情報を送り続けていただいたことは、テレビ局としての本質を示した信頼に値する姿勢だと感じた。

今後も中長期的な目線で被災地に寄り添い、奥能登地域の課題や復旧・復興の様子を伝えていただきたい。

孤立地域やライフラインの地図がシンプルで見やすい。詳細な資料を望む声もあると思うが、「情報共有」という意味では的確であった。

【出席者】(書面参加)
根本 博、髙島 茂樹、石川 憲一、能木場 由紀子、永井 由佳里、溝口 徹、直江 学美(以上審議委員、順不同)

放送番組の種別の基準
種別 種別の基準
報道 社会にとって重要なあるいは関心のある時事的な出来事や動きを報じる番組。
教育 知見を広め、情操を豊かにし、倫理性を高め、かつ生活の向上を意図した番組であって、学校教育または社会教育に資することを意図した番組。
教養 知見を広め、情操を豊かにし、倫理性を高め、かつ生活の向上を意図した番組。ただし、教育に属するものを除く。
娯楽 スポーツ、音楽を含め、生活を明るく、楽しく豊かにすることを意図した番組。
その他(通販番組) 商品又はサービスの通信販売を目的とした番組。
その他(通販以外) 上記のいずれにも属さないもの。