いしかわ大百科
2024.06.01 放送

シリーズ・歴史を重ねた大動脈③『中世のにぎわい~川北・旧松任・野々市エリア~』

シリーズ・歴史を重ねた大動脈③『中世のにぎわい~川北・旧松任・野々市エリア~』

かつて「暴れ川」で知られた手取川は石川の大動脈における最大の難所。古くは松尾芭蕉も船で越えています。歴史を重ねた大動脈はシリーズ3回目。川北から旧松任、野々市へと続きます。
北陸新幹線の県内全線開通に合わせオープンしたのがトレインパーク白山。鉄骨5階建ての建物には新幹線を学び体験するエリアや全国で唯一となる整備風景を間近に見られるエリアもあります。
平見アナは実際の運転士も活用しているものと同じ仕様の運転シミュレーターを体験。運転席からの目線で走ります。また5階の展望室では高速で走り抜けていく新幹線の迫力に圧倒されました。
新たな賑わいの場所として期待が集まるトレインパーク白山は大人も楽しめるスポットとして注目を集めています。

古くから大動脈の沿線には宿がおかれ、行き交う人たちでにぎわいました。特に野々市は旧北陸道と金沢の宮腰(現・金石)と白山比咩神社などの壬社とを結ぶ「白山大道」と考査しており、富樫氏はこの場所に居住しています。
「北加賀の十字路」と呼ばれた野々市は今も「コンパクト・シティ」として賑わいを生む町。大動脈は街を作り育てる、まさに背骨と言えるでしょう。

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リポート・平見アナ

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手取川を越える北陸新幹線

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運転シミュレーター

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本物のグランクラスの座席に座る

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名物「あんころ餅」

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街道沿いの店として287年の歴史を誇る圓八

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ののいち里まち倶楽部・水毛生さんの解説

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国の重要文化財・喜多家住宅を訪ねて