このページでは、テレビ金沢の番組審議会の模様をお知らせしています。
審議会は、番組の質の向上などを図るために、放送法で設置が決められているものです。
第257回 番組審議会
- ●開催日時
- 平成28年10月26日(水)午後3時30分~4時30分
- ●場 所
- テレビ金沢 会議室
- ●議 題
- 『となりのテレ金ちゃん・県内ニュース枠「能登のきらめき」』
(1)平成28年6月29日(水)午後6時15分~「能登上布」
(2)平成28年8月10日(水)午後6時15分~「向田の火祭」
(3)平成28年9月22日(木)午後6時15分~「早船狂言」 - ●報 告
- 2016年4月~9月 番組種別放送時間、CM放送時間
●意 見(要旨)
○『能登のきらめき』3作は、映像効果を生かしながら、伝統をつないでいく人々の思いがよく出ている力作だと思う。
○番組で紹介した作品を再編成し、能登編、加賀編、金沢編のDVDを作成、県のアンテナショップに置くようにすればいいと思う。
○映像を通じて「能登上布」「向田の火祭」「早船狂言」を初めて見ることができた。ふるさとへの愛着が見るものに直に伝わってくる。
○能登上布は、残っている業者はわずか1軒という。関心を持つ周囲の人とのコラボレーションで新たな技と心が加われば、着実に発展していく可能性を感じた。
○いずれも5分間の短尺だが、5分という時間以上の物語性を感じさせる充実した内容になっている。
○1本5分という尺は、見る側からすれば小気味よいテンポで飽きない尺。次は何を取り上げてくれるのか期待を持たせる絶妙の時間なのかとも思われる。
○麻織物の有名産地は国内で多くある。能登上布がなぜ特産になったのか、他との違いについてワンポイントの説明があればもっとよかった。
○「向田の火祭」「早船狂言」については、それぞれの由来が知りたいと思った。
○題材は非常に文化的、伝統的価値があり、DVDでの普及やアーカイブ的活用を検討できないか。
【出席者】
根本 博、神谷ますみ、林 隆信、勝田 省吾、西沢 隆之、吉田 仁
(以上審議委員、順不同)
稲垣 渉、黒河内 豊、本 秀一、築田 和夫、三国 康人、辻 雅由
(以上テレビ金沢)