このページでは、テレビ金沢の番組審議会の模様をお知らせしています。
審議会は、番組の質の向上などを図るために、放送法で設置が決められているものです。
第292回 番組審議会
- ●開催日時
- 当初4月30日(木)開催予定のところ、新型コロナウイルス感染拡大防止のため本社(役員会議室)での開催を中止とし、委員のリポート提出・公開をもって本審議会の代替とする。
- ●議 題
- 『中川家礼二が認定!?北陸新幹線最強説』
令和2年3月14日(土)午後3時00分~3時55分放送
●意 見(要旨)
○くつろぎながら気軽に北陸新幹線をつくる意味と経済効果を学ぶことができる番組として評価したい。
○中川家礼二さんの元気なキャラクターにより、視聴者の気持ちを高揚させる番組に仕上がったと思う。
○長年トンネル工事にかかわっている男性作業員を取り上げた際、年数回しか会えない家族が男性の仕事ぶりを涙ながらに見つめる様子に感動した。
○新幹線車両の水没からわずかな期間で運転再開にこぎつけ、県民に安心感をもたらした北陸新幹線は、まさに「地域を守るヒーロー」であると言える。
○礼二さんを紹介する際、鉄道に詳しいことを最初に視聴者に伝えても良かったのではないか。
○経済効果や利便性、乗り心地などの切り口から検証する企画であるが、プラス面ばかりが取り上げられており、表面的でやや物足りない印象を受けた。
○何と比べて「最強」なのかを示さなければならないはずだが、比較対象がまちまちだった。中には比較対象がないものもあった。
○番組の前半(最強説検証)・後半(トンネル工事)でつくり方が違っていた。単調さを回避した点では良いと思うが、まとまりに欠けた印象を与えていることも否めない。
【出席者】(すべて書面参加)
根本 博、髙島 茂樹、石川 憲一、能木場 由紀子、林 隆信、高見 俊也、永井 由佳里、
石井 利尚、直江 学美(以上審議委員、順不同)