父との釣りが楽しみと話す吉田大基さん

銭屋五兵衛

視覚障害があって福祉施設で働く吉田大基さんは休日、父と釣りを楽しみます。「右上、やや下」等と、父の指示に合わせて竿を動かし、共釣りでアユを何匹も吊り上げます。呼吸をあわせて手ごたえを得るのに3年かかりました。
大基さんが父に伝えたい言葉は「いつもありがとう、長生きしてください」

◆「まいどさんの金沢クイズ、海の豪商　銭屋五兵衛が、米が不作の時、地域の人たちを助けようと薩摩、鹿児島県から運んできた苗は？」
　①すいか　②さつまいも　③じゃがいも

吉田さん「さつまいもじゃないですか」
「捲ります。さつまいも　正解です」


海の豪商　銭屋五兵衛についての解説は、銭屋五兵衛記念館の松本館長。
「天保の飢饉で米がとれなかった時、五兵衛は農民に食べさせたいと、北前船で種芋を運びました。が、種芋を初めて食べた農民は「まずい」不評でした。　負けずに種芋を育てた銭屋五兵衛、すると芋は完熟し『美味しい』と評判になって、今に至っています」「五郎島金時のもとやね」

銭屋五兵衛記念館　松本館長

北前船