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石川県内の巨樹・桜「白山市・猫ケ島の弥四郎の大栗」

猫ケ島の弥四郎の大栗


猫ケ島の弥四郎の大栗 (白山市指定天然記念物) 白山市尾添一里野チ63 蜜谷家所有地
幹周 5.1メートル  樹高 17メートル 

白山市尾添へは国道157号から国道360号に入る。8キロほど行った宿泊施設や一里野温泉スキー場があるあたりが尾添の表玄関となるが、標高2519メートルの四塚山など白山に連なる山々や白山白川郷ホワイトロードの無料区間の一部も含まれる。
猫ケ島の弥四郎の大栗は、一里野温泉スキー場から200メートルほど入った「温泉センター天領」と「国民宿舎一里野荘」(休館中)の間を抜けた裏手の藪に立っている。その昔はこの辺りを猫ケ島(ねっかしま)と呼んでいたそうだ。地上3メートルあたりから3本に大きく別れ、それぞれが幹をねじりながら伸びている。現地案内板によると、蜜谷弥四郎が宝暦年間(1751~64年)に植樹したものとされ、それが正しければ樹齢は250年余り。白山麓の田地開拓の記念として植えられたという話しがある。現地にイガや実が見当たらない。周辺の様子からすると誰かが拾い集めているとも思いにくく、もう実をつけることは無くなっているか、気づかない位、小さな実のうちに木が自身で落としてしまうのではないだろうか。樹木は弱ってくると実を付け、子孫を残そうとすることから考えると、老木ながらまだまだこの大栗は丈夫なのであろう。苔むしている箇所もあるが樹勢はよい。この大栗の側には、樹齢はわからないが、大栗よりやや小振りのクリがもう1本ある。

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