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石川県内の巨樹・桜「加賀市・保賀町のスダジイ」

保賀町のスダジイ


保賀町のスダジイ 加賀市保賀町ソ16-1 保賀町民会館
 幹周5.72メートル 樹高不明 樹齢不明
                  (環境省 巨樹・巨木林データベースより)
保賀町は、山代温泉の北西に位置し、大聖寺川の右岸をエリアとする平野部の町。古くからの集落が大聖寺川に近い町の西側にあるが、農地にも住宅が点在している。山代温泉の中心にある山代温泉古総湯からは、山中温泉方向に約130メートル行って右折し、約270メートル先の桔梗ヶ丘北交差点も右折して県道11号に入る。約250メートル行って山代中橋交差点を左折し、県道151号を約550メートル行くと保賀町となる。スダジイがある保賀町民会館へは、そのまま県道151号を大聖寺川方向に約400メートル進み、保賀交差点を左折して集落の中を約150メートル行くと道路左側にある。
このスダジイは、町民会館の敷地の右端に立っている。敷地外の道路にはみ出るのを嫌われたのか、何本かの枝が切り落とされているようだ。樹高も幹周の割には低い。ここには保賀村宗左衛門として代々、大聖寺前田家の十村(前田家領内の農政制度 農村を管理監督するため村を束ねる豪農に特権を付与した 肝煎や庄屋の上位にあたる)を務めた荒森家があり、その荒森家は天正年間(1573~92)には既にこの地に住居があったということで、このスダジイも同じだけの時間をこの地で過ごしているのかもしれない。幹は傾いで、洞になりかかっているような箇所もあるが、樹勢はよさそうだ。

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