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石川県内の巨樹・桜「加賀市・十村屋敷跡のスダジイ巨木群」

十村屋敷跡のスダジイ巨木群


十村屋敷跡スダジイ巨木群 (加賀市指定天然記念物) 加賀市小塩辻町ケ67 十村屋敷跡
 幹周906センチ(9.06メートル) 樹高20メートル 樹齢700年以上
           (石川県巨樹の会企画・編集「改訂 石川の巨樹・巨樹林ガイド」より)
小塩辻町(おしおつじまち)は、加賀市の北西に位置し、ズワイガニの水揚げで知られる橋立漁港からは、直線でほぼ南に1.6キロほど内陸にある。集落以外は殆どが農地で構成されている。加賀温泉駅からは、駅を出て約290メートル先の加賀温泉駅前交差点を左折。県道292号を小松方向に約650メートル進み、加賀温泉駅東口交差点を左折。県道147号、更にその先の県道39号を合わせて1.3キロほど進み、ときわ台口交差点を左折。約180メートル行くとある三叉路を斜め右の片野・橋立方向へ進む。そこから1.3キロほど行くと小塩辻町となる。十村屋敷のスダジイ巨木群へは、更に県道20号を1.1キロほど行き、小塩辻町交差点を左折すると、約240メートル先の左側が屋敷跡となる。
十村だった鹿野小四郎の居宅跡に10本前後の巨樹がある。上記の数値データはこの中で最大のもの。国内のシイの巨樹ランキングでも上位で、その他のスダジイも樹齢は300年を越えていると推定される。十村とは、加賀前田家領内の農政制度で、農村を管理監督するため村を束ねる豪農に特権を付与したもの。肝煎や庄屋の上位にあたる。この地に巨樹が群生している様子からも、これまで地元の方々が大切に守って来たことがうかがえる。

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