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石川県内の巨樹・桜「小松市・御嶽山神社のスダジイ」

御嶽山神社のスダジイ


御嶽山神社のスダジイ 小松市上八里町ヘ17-2 御嶽山神社
 幹周7.16メートル(主幹2.73メートル) 樹高23メートル 樹齢不明
                     (環境省巨樹・巨木林データベースより)
上八里町は、小松市の北部に位置し、一部は能美市に接する比較的小さな町。国道8号の小松バイパス小杉ICから県道54号を白山ろく方向に3.5キロほど進むと道路の左右が上八里町となる。御嶽山神社は、更に県道54号を600メートルほど進んだ上八里中交差点の右側から加賀産業道路(県道22号)までの1300平米余りを社地としている。
スダジイは参道をのぼると左脇、社殿の前に立っている。環境省巨樹・巨木林データベースでは3本立ちとなっているが、1本は2メートルを超えたあたりで切られている。おそらく折れたため、仕方なく切り整えられたのだろう。また、このスダジイの根は他の樹種を巻き込んでいるが、こちらも短く切られている。こうしたことから、複数の樹木が癒着結合して1本の木となる連理木(れんりぼく・れんりぎ)なのではないかと思われる。現地に建てられている神社由緒には「…社地は老杉巨松が茂り、荘厳な神域をつくり、とこしえに町を護り鎮め給うている。」とある。正しくこのスダジイも鎮守の森の一員として、この地域を守ってきたのであろう。

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